膠原病の症状をチェック | 膠原病症状ナビ

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膠原病になったら完治できるのしょうか?

膠原病の完治

 

「膠原病は治るのでしょうか?」
「膠原病はよくなるのでしょうか?」
「関節リウマチですが、病気の進行は止まりますか?」
これは膠原病の患者さんが担当医によく質問する言葉です。それだけ気になる事といえます。

 

膠原病はまだ完全に解明されていない病気のため、予防することは出来ません。普通、病気の原因がわかれば、その原因を取り除くことで病気は治るはずなのですが、膠原病の場合ではまだそのレベルに達していないのが現状です。

 

しかし、昨今の医学の飛躍的な進歩によって、膠原病の早期診断・早期治療が可能になってきました。そのため、手遅れになって治療がうまくいかないという事は減ってきています。

 

また、治療方法も年々進歩していますし、さらに新しい薬が次々と登場しています。特に関節リウマチの分野では、バイオ技術を駆使した生物学的製剤とい新薬の開発に目覚ましいものがあります。

 

その結果、膠原病でも早期診断・早期治療によって症状がなくなり、症状が落ち着いて安定した状態で普通の生活が過ごせる「寛解」と呼ばれる状態にまで改善することが珍しくなくなってきました。

 

 

 

膠原病の原因になっている免疫の異常を完全に治すことは難しいのが実情ですが、「少量でも薬を飲みながら、安定している状態」にコントロールすることは出来ます。

 

専門医の数もゆっくりではありますが、確実に増えてきています。また、インターネットの普及で、世界中の情報が取得しやすくなり、情報交換もリアルタイムで可能になっています。このため、専門医の間では、地球規模で情報を交換し合って知識を高めています。

 

こうした膠原病を取り巻く状況の変化から、現在は膠原病を完全に治すことは難しくても、その症状をコントロールすることで、患者さんの大半は社会復帰が可能になっています。これからも膠原病の予後は、年々向上していくと言えるでしょう。

 

 

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膠原病でも合併症がなく安定した状態が維持できれば長生きできます。

 

例えば、関節リウマチの場合は、関節の変形があります。身体は元気でも、手が変形して回せない、力が入らない、人前で出しにくいといった機能的に難しい場面があります。

 

「関節リウマチは骨の変形が必ずおきる」と思っている方もいますが、これは違います。関節リウマチの状態が悪いからといって、みんなが関節に変形がおこるわけではないのです。

 

関節リウマチ以外の膠原病では、合併症があるかないかが大きなポイントになります。そのポイントになる合併症は肺、腎臓、全身の血管系の合併症です。

 

腎臓の合併症がある人と無い人では、経過が全く違ってきます。腎臓合併症があっても、人工透析が必要になる人もいれば、ならない人もいます。

 

肺の合併症では、間質性肺炎への注意が必要です。ステロイド薬を飲んでいると、血管への影響から、血管合併症の危険が高くなります。動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。

 

 

どこまでよくなるかは、合併症が出るか、出ないかと、病気そのものの進行具合です。

 

膠原病の場合は、膠原病そのもので亡くなる場合より、感染症を合併して無くなる場合の方が圧倒的に多くなります。それだけ免疫状態には注意が必要ということで、ここは理解しておく必要があります。

 

 

膠原病の専門医は合併症を熟知されています。そして、合併症の兆候に十分に注意して、必要な検査を定期的に行います。患者自身も、担当の専門医の指示をきちんと守り、必要な定期検査を受けることで合併症のリスクを下げ、合併症が出ても早期の対処が可能になります。


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